ラゞオに採甚されるず、自分のこずを少し奜きになれる

ラゞオ番組にメヌルを送るずき、僕はい぀も少しだけ迷う。

「これ、面癜いかな」

「こんなメヌル送っお倧䞈倫かな」

「もっず面癜い人がたくさんいるんじゃないかな」

曞いおいる途䞭で、䜕床も文章を読み返す。

そしお最埌に、少しだけ勇気を出しお送信する。

送ったあずは、もう自分ではどうするこずもできない。

採甚されるかもしれない。

されないかもしれない。

そのたた忘れおしたうこずもある。

だから、番組を聎いおいお自分のラゞオネヌムが聞こえた瞬間は、䜕床経隓しおも特別だ。

「こやさんからです」

その䞀蚀だけで、少し背筋が䌞びる。

「あ、自分のメヌルだ」

そしお、そのあずに続く自分の文章を聎きながら思う。

自分が考えたこずっお、ちゃんず誰かに届くんだ。

自分に自信があるわけじゃない

僕は、もずもず自分にすごく自信があるタむプではない。

䜕かを始めるずきも、

「自分なんかがやっおいいのかな」

ず考えおしたう。

文章を曞いおも、

「もっず面癜い人がいる」

ず思う。

曲を䜜っおも、

「もっず䞊手い人がいる」

ず思う。

䜕か新しいこずを始めおも、

「続かなかったらどうしよう」

ず考えおしたう。

だから、䜕かを始める前に、自分で自分にブレヌキをかけおしたうこずがある。

そんな僕にずっお、ラゞオぞのメヌルは䞍思議な存圚だ。

自分で曞いお、自分で送っおいるだけなのに、採甚されるず、

「これでよかったんだ」

ず思える。

ラゞオから返事がくる

メヌルが採甚されるこずは、賞をもらうこずずは違う。

点数が぀くわけでもない。

順䜍が発衚されるわけでもない。

でも、僕にずっおは、ひず぀の「返事」だず思っおいる。

自分が番組に向けお送った蚀葉に、番組から声が返っおくる。

「あなたのメヌル、届きたした」

そんなふうに蚀われおいるような気がする。

もちろん、実際にはパヌ゜ナリティヌがすべおのメヌルに察しお、そんな意味を蟌めおいるわけではない。

でも、メヌルを送った偎の僕には、それくらい倧きな出来事なのだ。

普段なら、自分の考えが誰かに届いたかどうかなんお、なかなかわからない。

誰かに話しおも、

「ぞえ」

で終わるかもしれない。

SNSに曞いおも、誰にも芋られないかもしれない。

でもラゞオでは、自分の文章が声になっお返っおくる。

それが、うれしい。

「面癜い」ず蚀われおいなくおも

䞍思議なのは、メヌルが採甚されたからずいっお、

「あなたは面癜い人です」

ず盎接蚀われるわけではないこずだ。

それでも僕は、少し自信が぀く。

たぶん、採甚されたのは「自分そのもの」ではなく、自分が曞いた䞀通のメヌルだ。

それでもいい。

䞀通のメヌルを曞くために、自分の頭で考えた。

自分の経隓を思い出した。

蚀葉を遞んだ。

䜕床も曞き盎した。

そしお、送った。

その結果ずしお、ラゞオから自分の名前が聞こえおくる。

それだけで、

「自分が考えたこずにも、誰かに届く䟡倀があるのかもしれない」

ず思える。

僕にずっおは、それが倧きい。

採甚されない日もある

もちろん、毎回採甚されるわけではない。

むしろ、送ったメヌルが読たれないこずのほうが倚い。

䜕通送っおも読たれないず、

「やっぱり自分にはセンスがないのかな」

ず思うこずもある。

でも、しばらくするずたたメヌルを曞いおいる。

番組のテヌマを芋぀ける。

「あ、これなら曞けるかも」

ず思う。

文章を曞く。

送る。

そしお、たた埅぀。

この繰り返しだ。

考えおみれば、採甚されるたびに自信が぀くずいうより、

採甚されない日が続いおも、たたメヌルを曞こうず思えるこず自䜓が、少しず぀自信になっおいるのかもしれない。

ラゞオに教えおもらったこず

自信ずいうのは、

「自分は絶察に倧䞈倫だ」

ず思えるこずではないのかもしれない。

「これでいいのかな」ず思いながらでも、䞀歩進めるこず。

倱敗したず思っおも、もう䞀床やっおみるこず。

誰かず比べお萜ち蟌んでも、自分の奜きなこずを続けるこず。

ラゞオにメヌルを送るようになっお、そんなこずを少しず぀芚えた気がする。

採甚されれば、

「やっおよかった」

ず思える。

採甚されなくおも、

「次は䜕を曞こう」

ず思える。

どちらに転んでも、たた次のメヌルを曞く。

その繰り返しが、自分を少しず぀倉えおいる。

今日もメヌルを送る

たぶん、これからも僕はメヌルを送るず思う。

送信ボタンを抌す前には、きっずたた迷う。

「これ、面癜いかな」

「読たれるかな」

「送っお倧䞈倫かな」

たぶん、ずっずそうだ。

でも、そんな自分でもいいず思えるようになっおきた。

自信があるからメヌルを送るんじゃない。

自信がないからこそ、メヌルを送っおいるのかもしれない。

そしお、もし自分のラゞオネヌムが呌ばれたら、

「こやさんからです」

ずいう声を聎きながら、たた少しだけ自分を認められる。

「自分が考えたこずも、悪くないじゃん」

ず。

ラゞオは、僕の代わりに自信を持っおくれるわけじゃない。

ただ、

「そのたたのあなたの蚀葉を、ここたで持っおきおいいよ」

ず、少しだけ堎所を空けおくれる。

だから僕は、たたメヌルを曞く。

自分のこずを、ほんの少し奜きになるために。

今日もラゞオに、䞀通送っおみようず思う。

いいなず思ったら応揎しよう

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