
【読書記録♯80】 「頭のいい人だけが解ける論理的思考問題」
みなさんはクイズはお好きですか?
知識を問うタイプのクイズではなく、
なぞなぞタイプのクイズです。
有名なところで言うと、
「消えた1000円」、「3人の村人」
みたいな感じです。
この本はタイトルは取っつきにくそうですが中身は言ってみればクイズ本です。
ただし難問ぞろい。
めちゃくちゃ頭を使います。
あれ、スマホ脳になってるのかな?
日頃、スマホから流れてくる情報を受け止めるだけに慣れた頭には、主体になって考えるのは負荷がものすごい!
まず、問題文を読むのがしんどい…
ちゃんと書かれている内容を読み込むのが大変でした。クイズが解けない人は、はじめにここでつまづくことも多いんじゃないでしょうか。
なんか、企画書を読んでもさっぱり頭に入らない自分が思い浮かびました。
結局、初級問題を解くのが精一杯で、ほとんどは解説を読んで、なるほど~って感心するだけでした…
この本ではいくつかの種類の問題が紹介されています。
・論理的思考…情報を整理、分析する
・批判思考…鵜呑みにしない
・水平思考…思い込みを捨てる
・俯瞰思考…数ある選択肢を俯瞰でみる
・多面的思考…他の立場の視点でみる
どれも仕事でも役に立つ視点です。
例えば職場にわがままな人っていませんか?相手の言い分を聞いていると、身勝手な理屈なのに、もっともそうに聞こえてしまう。
つい納得してしまって、あとから悔しい気持ちになったりするんですよね…
そんな時は批判思考が良さそうです。
すべて鵜呑みにせずに、情報を冷静に見つめる力。これがあれば、あの悔しい気持ちからおさらばですね。
反対に、俯瞰思考はできてるんじゃないかと少し自信ありです。数ある選択肢を俯瞰で見る力、つまり「取っ掛かりが無いときはとりあえず仮定で考えてみる」というやり方です。
この考え方なら、例えば在庫管理をしたいときに、定数をいくつに設定するかは悩む必要はありません。これはとりあえず、適当な数でいいんです。後から調整すれば良いので。
(これは割と得意分野かと思ったのですが、クイズは全く解けませんでした…)
どうやら仕事でも役立ちそうというのはわかりました。ただ、クイズには答えがあるけど現実には答えがあるとは限りませんよね。
そういう声を察してか、著者が最後に解いているのは、あきらめないことの大切さです。
タイパが重視され、ネットやAIですぐに答えにたどりつける時代に、自分で答えを探す場が減っています。このクイズはあきらめずに考える力がつくと言います。
じゃあ、やっぱり現実には役に立たないの?そんなことが頭に浮かびました。
いやいや。
なら単純化や抽象化をしてみる。
視点をずらしてみる。
固定観念に捕らわれず考えてみる。
そうやって考えることこそ、本書で気付かされたことでした…
残念ながらこの思考が身につくのはまだ先になりそうです。
もう一つ、著者が伝えたい大切なことがありました。
本書は、考え抜いたあと、「わからない」という勇気を持とうと締めくくられています。
最後は「わからない」で大丈夫。
だからまずはやってみよう。
そう思わせてくれる一冊でした。
ただし、スマホ脳を治す方法は載っていませんので、、、