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Photo bylahainanoon

なんでもないよ


    なんでもないよ、
    という言葉がでてくるときこそ
    なんでもあって。なんかある。

    些細なチリツモが
    一瞬で爆発する火種となり
    時限爆弾の装置のスイッチになる

    でもそのタイミングは
    自分じゃ選べないし分からない
    君が悪いのかもしれないし
    悪くないのかもしれない。
    たぶん悪くない。

    だけど少しだけ考えてみてよ、
    落ち着かせる方法を君は持ってるだろう?
    あれだよ、あれ。
    「なにか美味しいものを目の前におく」
    腹が満たされれば心も満たされる
    食べてる間になんでモヤモヤしたかなんて
    忘れてしまおうよ、のやつ。

    甘くて美味しいものと珈琲
    アテになる塩味と酒
    大きなふわふわ卵のオムライス

    大好物を目の前に置けば
    彼はこっちのものだと思ってる。
    そんなことを分かりきってるのに
    ほいほいと頬を緩ませてしまい
    ついつい手が出て
    パクパクと食べてしまう
    そんでもって
    まんまと機嫌が良くなってしまう
    あぁなんて滑稽なんだ、
    なんて単純なヤツなんだ
    自分でも馬鹿らしく思うよ

    だけど
    好物を覚えててくれることも
    機嫌の悪さを包んでくれることも
    時限爆弾を放置せずに
    ワタシの説明書なんて読まず解いてくれることも
    全部ひっくるめて愛しい

    機嫌は自分でとるもの、だけど
    とらせてくれる優しさに甘えるのも
    これもまた愛なのではないだろうか
    頻度はほどほどに、ですけど。

    今日もまた
    冷蔵庫に"苺のタルト"を発見
    ほら淹れたての珈琲の香りもしてきました

     
     

    愛

     
     
    「思い出」じゃなくて「好き」になってよ

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