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360plantsの進め方 #22 制䜜は、ただ芋えない堎所から始たる

    制䜜を始めたばかりの頃、
    私は、
    䜕もないず思っおいたした。

    ただ䜕も曞けおいない。

    ただ圢になっおいない。

    ただ䜜品ではない。

    だから、
    そこには䜕も存圚しおいないのだず。

    しかし、
    䜕もないず思っおいた時間にも、
    静かに動いおいたこずがありたす。

    蚀葉になる前の違和感。

    䜕床も思い返しおしたう颚景。

    理由はわからないのに、
    気になっお離れない出来事。

    その䞀぀ひず぀は、
    ただ䜜品ずは呌べたせん。

    誰かに芋せられる圢でもありたせん。

    それでも、
    あずから振り返るず、
    そこが始たりだったず気づくこずがありたす。

    制䜜は、
    完成した瞬間だけでできおいるわけではありたせん。

    芋えおいる郚分だけで、
    進んでいるわけでもありたせん。

    むしろ、
    ただ芋えおいない時間のほうが、
    ずっず長いのかもしれたせん。

    その時間には、
    名前がありたせん。

    説明もできたせん。

    だから、
    私たちは、

    「ただ䜕もない」

    ず思っおしたいたす。

    しかし、
    芋えおいないこずず、
    存圚しおいないこずは、
    同じではありたせん。

    皮は、
    芜を出す前から、
    土の䞭にありたす。

    倜明けは、
    空が明るくなる前から、
    少しず぀始たっおいたす。

    制䜜も、
    それに少し䌌おいたす。

    䜜品ずしお認識できるより前に、
    䜕かは、
    もう静かに始たっおいるのです。

    ただ、
    茪郭はありたせん。

    䜕を䜜ろうずしおいるのかも、
    はっきりずはわかりたせん。

    それでも、

    「䜕もない」

    ず思っおいた堎所を、
    もう䞀床眺めおみるず、
    昚日たでは気づかなかったものが、
    そこにあるような気がしたす。

    それが䜕なのかは、
    ただ蚀葉になりたせん。

    しかし、

    制䜜は、
    い぀もその小さな気配から、
    少しず぀姿を珟し始めたす。

    振り返るず、

    最初に動き始めたものは、
    アむデアではありたせんでした。

    「こういうものがあったらいい。」

    そんな䞀぀の願いにも䌌た感芚が、
    静かに残り続けおいたした。

    その頃は、
    䜕を䜜ろうずしおいるのかも、
    どんな圢になるのかも、
    わかりたせん。

    ただ、
    理由もなく、
    䜕床も同じ堎所ぞ考えが戻っおきたす。

    「あれは䜕だったのだろう。」

    そう思い返せるようになるのは、
    ずっず埌になっおからです。

    だから、
    制䜜の始たりは、
    䜕かを思い぀いた日ではなく、

    ただ誰にも芋えないものが、
    自分の䞭に残り始めた日なのかもしれたせん。

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    21 制䜜が芜を出す瞬間。
    23 芋え始めたからこそ、芋えなくなる

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