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熱々スマホの物理

    スマホを長時間使っていると熱くなることに気づく。もし熱くなっていたら,すぐに使用を中止したほうがいい。スマホの劣化が早まってしまう。

    そもそも,なぜ長時間つかっていると熱くなるのか?

    ・・・そこには物理がひそんでいる。

    熱くなるということはスマホの温度が上がっているということだ。温度は物質の中の原子の運動の大きさを数値化したものである。

    なぜ原子の運動が大きくなるのか?そのまえにまず,原子の話を。
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    原子は上図のように,中心にプラスの電気を帯びている陽イオンがあり,そのまわりをマイナスの電気をもった電子が飛び回っている。全ての物質は原子からできており,スマホも例外でない。

    スマホを使用しているとき,中で電気が流れている。電気が流れるとは,電子が流れるということだ。電子が流れはじめると,陽イオンにぶつかる。ぶつかったことにより陽イオンは少し動く。1つなら問題ないが,ありえない数の電子が陽イオンにぶつかる。どんどん陽イオンの運動が大きくなっていく。
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    長時間スマホをいじっていると,これが長時間にわたってくりかえされるのでどんどん温度が上がる。

    電気がながれることで発生する熱を物理学で

    「ジュール熱」

    という。

    寒い時にはスマホをとりだし,暖をとってみるってのは・・・。



     
     
     
    東京タワーのとなりの男子校(芝学園)で物理と情報を教えています。理科に関することや疑問に思ったことを発信しています。ふつうのことを無理やり理科にからめて発信することもあります。趣味で世界中の理科の教科書を集めています。

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