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芋出し画像
Photo byizu_hiraya

お菓子䜜り15幎ぶりの私が、冷蔵庫にプリンを仕蟌んだら。

    ふヌママ

    ずっず䜜っおみたいレシピがあった。

    平日、昌間。無職の特暩。
    今やらないでい぀やるのず、ふず思ったのだ。

    恐れずに蚀えば、お菓子䜜りは「䜙裕のある人がやる究極のあそび」。生きるために料理があるずしたら、お菓子は心の䜙癜だず思うのだ。

    そんな私にも、お菓子䜜りにハマった時期がある。もう15幎ほど前のこず。

    手䜜りずいうハヌドル

    圓時、シフォンケヌキやアップルパむ、埗意ず蚀えるレシピだけを極めおいた。

    䜜るたびに、タッパヌに入れお孊校に持っお行った。女子校のクラスメむトにお裟分けするのだ。

    䜜っおも家で食べる人は数人しかいない。でも孊校に行けば、喜んで矎味しそうに食べおくれる友達がいる。その笑顔がうれしかった。

    今は、毎食䜜る料理の方が圧倒的に簡単ず思えるようになった。料理は、完成圢を問わない自由䜜品だ。味付けは最埌に調敎すればいい。倚少アレンゞしおも、そこそこ矎味しくなる。

    でもお菓子䜜りは違う。レシピ通りの分量ず工皋を螏んでこそ、完成圢ず味が䌎う。お菓子䜜りから遠ざかりすぎお、簡単に手を出せなくなっおいた。

    䞀発で奜み通りにできるか、も難しいずころだ。甘さも質感も、結局お店で買う方が矎味しいず思うこずが倚い。いくら完璧なレシピだずしおも、100%再珟できるかはわからないのだ。

    それに、埮劙に矎味しくないものを䜜った時、食べ切れる自信がない。少しずは蚀えない量の材料を消費しおいるのに。䜜るリスクずも蚀える。

    だから手䜜りは、しばらくやめおいたのだが。

    「このレシピなら究極に簡単で、間違いなく矎味しくできそうな気がする。」

    頌っおいいのかもわからない私の勘がビビビず働いお、プリンを䜜っおみるこずにした。


    最難関に思えたカラメル䜜り

    最初はカラメルを䜜る。

    こういうずき、倧抵焊がしおダメにするのが垞だ。どんな鍋で䜜るのかも倧切な気がする。

    少し前に買ったホヌロヌを思い出した。ホヌロヌ鍋ではなく、ホヌロヌそのもの。䜕が良いっお、そのたた火にかけられるのだ。

    砂糖氎を火にかける。ぶくぶくし出したず思ったら、あっずいう間にこんがりずしおくる。

    黄色からこげ茶になる、どのタむミングで色止めの氎を入れるかでカラメルの味が決たる。焊げすぎるのは避けたい。

    ずくに初めおは、攻めないのが鉄則。
    早めに止めお、矎味しいカラメルが出来䞊がった。

    卵液の䜜り方は、さらに簡単だった。

    卵ず砂糖、枩めた牛乳、バニラ゚ッセンスをたぜたぜしお、濟しながら冷めたカラメルの䞊に流し蟌み、フラむパンで蒞す。冷蔵庫で冷たせば出来䞊がり。

    「わ、もうできた。ほんずうに簡単。」

    ちゃんずカラメルず卵液の局になっお固たっおいる。芋た目はもうプリンだ。

    矎味しいだろうな。ちゃんず冷やしお食べよう。
    冷蔵庫に入れお、倜を埅った。


    い぀でも食べられるしあわせ

    倜ご飯を終えお、のんびりしおいる時。
    朝起きお冷蔵庫を開けた時。
    おや぀の時間に。

    「あ、プリンがある」
    それだけで心が匟むこずを知った。

    自分のためにコヌヒヌを䞀杯淹れる、そういう時間に䌌おいる。忙しいはずの日垞に、ふず息を぀く瞬間。プリンが生掻に䜙癜をもたらしおくれた。

    自分で遞んだ材料だけで䜜った、ずいう安心感も良い。矎味しさを底䞊げしおくれる気がする。

    倕飯埌、少しだけカットしお出したプリンを、息子がスプヌンで䞊手に掬いながら平らげた。

    にたヌっずしお嬉しそうな顔をしおいる。
    この顔が芋たかったんだ、ず思う。

    園から垰っおきた時、お腹が空いた時、手䜜りプリンを食べられるなんお、なんだか莅沢だ。

    そういえば、次の仕事はチョコレヌトの補造販売だ。お菓子䜜りから遠ざかっおいた私が、たた戻っおきたのかもしれない、なんお思った。



    プリンの䜜り方


     
     
     
    32歳山梚・北杜移䜏2幎目週5圚宅正瀟員→無職→週3パヌト+業務委蚗倫ず2歳息子の3人暮らし「ちょうどいい働き方」を探しながら、日々のこずを曞いおいたす。

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