
連作ショートショート『感情売買所』について
この物語は、感情を売買する不思議な店に、さまざまな人が訪れるショートショート連作です。
(1話がだんだん長くなってきてますが…🙇♂️)
後悔、不安、悲しみ、嫉妬、怒り、緊張。
できることなら手放したい。
なかったことにしたい。
そんな感情たちにも、実はその人を支えてきた意味があるのではないか…と常々感じていました。
そんな思いから、この物語を書きはじめています。
私は心理職として、人の心や生きづらさに関わる仕事もしています。
その中で感じるのは、感情はただの邪魔者ではない、ということです。
怒りは、自分の大切なものを守ろうとする反応かもしれない。
不安は、未来に備えようとする働きかもしれない。
後悔は、本当は大事にしたかったものを忘れない心の働きかもしれない。
もちろん、感情に振り回されることは苦しいことだと思います。
手放せたら楽になるのに、と思う日もありますよね。
でも、もし本当にその感情を売ってしまったら。
その人は何から自由になり、何かを失うのだろうか…。
『感情売買所』では、そうした心の動きを、解説ではなく物語として描いていきたいと思ったことから始まっています。
読んだあとに少しだけ自分の感情を見つめ直せるような、
そして、生きることがほんの少しだけ楽になるような。
そんな物語になればうれしいです。
第1章 『売れる感情』
第2章 『買える感情』
第3章 『記憶市場』 第22話
まで公開しています。
気になった感情から、ふらりとご来店ください。
よろしくお願いします。
第3章をただいま構想中です😅


