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Photo bytama3ro

木魚感想文 (ショートショート)

    ふじたごうらこ

    まんぼう先生が海族の子供達に話しかける。

    では小魚さんクラスたち、宿題の我ら海族の感想を読んでください

    すると先生の前に30魚ほどが出てきた。同じ音程で楽しそうに作品を読む。

    私たちは人間と意思疎通できないので酷い目にあうだけ。でも私たちの数は人間に負けません。がんばろう

    よろしい。次は雑魚くんクラス! 

    すると色々な色彩の30ほどの魚たち行儀悪く鱗を飛ばしながら出てきた。

    人間はいずれ滅びる。俺たちにひれ伏せよ! 

    まんぼう先生は苦笑しながら木魚クラスに呼びかけた。どこからともなくポクポクという音が鳴る。木魚が海の中でポクポクさせて話す。雑魚クラスはそいつは魚じゃねえと叫んだ。


    いえ、私は木製でも海族です。そして人間が我々魚のように寝る間を惜しんで開眼、日夜修行に励むようにという戒めとしして、私を日夜崇めて音を出す。人間に使われているのではなく、逆に上の立場から音を出して戒めてあげています。みんな、誇りを持とう


    一同木魚に拍手。






     
     
     
    バレエ文学出版の中の人。バレエと鳥が好き。 同名でAmazon、楽天で無料本を出しています。 またNote,TALES、なろうでも創作を続けています。

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