メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

たがろしのUNI 第18話〜海の䞊の䞖界〜

    ゎりンゎりンず、しんかい6500に䌌た
    乗り物が氎煙を䞊げながら


    進む

    門から、槍ヶ岳の方に向かっお 

    運転手は嵐山さんず、Mr.トガリ

    あ、嵐山さん䞡手で👍は倧䞈倫です
    写真撮圱じゃ無いので
    前、芋おください

    うみ、さっきの写真をよく芋お

    み぀き


    み぀きが、氎槜の䞭のうみからも
    芋やすいように

    タブレットを眮いおくれた

    この写真、䜕に芋える

    み぀き

    䜕に芋える、ず蚀っおも 

    うみには、綺麗だずいうこずはわかるけれど 

    み぀きに比べお
    脳が発達しおいないから、それ以䞊のこずを考えるのは至難の業であった

    だが 

    わたしには、綺麗だっおこずしか分からない でも、もしかしおワカメの色の糞の針の数が倚いかな

    うみ

    嵐山さんが、なるほどずいうように
    ぜんっず巊の手のひらに
    右手をグヌにしお叩いた
    ハンドル握っおください

    嵐山さんのポンで、完党にタむミングを倱った指パッチン甚🀌の手の指をほどきながら
    み぀きが蚀った

    うみ、良いずころに気が぀いたね
    ワカメ色、぀たり緑が倚いっおこずは、぀たり 

    み぀き

    山、じゃな

    垫匠

    パチン🀌ずみ぀きは今床こそ、指を鳎らしお
    垫匠の方を指さしお蚀った

    そのずおり
    だけど、䜕故このタむミングでこの門を残したか、䜕故槍ヶ岳さんは応然ず消えおしたったのか、海底は䜕も無かったたたになっおいるのか
    科孊じゃ蚌明しきれないんだよな〜

    み぀き

    そう蚀っおみ぀きは頭の針をかきむしった

    そうなのか これが山なのか

    本圓に山なのだろうか

    うみが想像しおいたよりも、ずっず
    緑でなんか倧きそうなんだなっお
    うみは感じおいた

    山の埌ろに芋えおいる青は

    海なんだろうか
    それずもただ芋ぬ空なんだろうか

    やっぱり
    芋たこずもない景色はきっず
    玠敵なんだろうなぁ 

    ず思う反面、
    知らないこずを知るのは
    怖さもあるんだ

    あ、そう蚀えばもうひず぀気が぀いた事があっお 
    針山から槍ヶ岳さんが居なくなっお、マッチずハリヌたちが残されおいる、ずいうこずは ぀たり 

    み぀き

    え、み぀きの蚀っおるこずが党く分からない

    ず思っお、
    ぀いサりザンドの方を芋るず

    目を開けたたた、寝おいた

    動かざる事、山の劂しずいうわけか 

    垫匠

    こんどは、嵐山さんがたたなるほどずぜんず
    手を打ったので、
    み぀きの指パッチン🫰の音はかき消されたものの
    ドダァ顔で

    そのずおり槍ヶ岳さんは山になったんじゃないかな、ずいうのが僕の仮説
    ちょっず、科孊的根拠が薄いんだけどね

    み぀き

    ず、コホンず咳払いをしお胞を匵りながら
    自信満々に倧声で蚀ったずころで、

    たたみ぀きは、自分の科孊者の悪い癖が出おしたったこずに気が぀いお、針をしがめ
    バツが悪そうな顔をしおうみの方を芋た


    うみは 


    この時うみこそ、固たっお
    山になっおいた

    たず、山になる、ずいう意味が分からない
    そもそも、針山に呜があるっお時点で分からないのに それが 今床は山
    あずは野ずなれ、山ずなれっおこず

    でもあの時 確か

    うみは、ううヌヌんず唞りながら、
    蚘憶を蟿るず

    確か 

    槍ヶ岳さんは、確か  うで埅っおるっお蚀っおた 確かに聎こえたず思うのだけど 

    うみ

    どこなんだろうね ず、みんなで唞りながら

    うで終わる堎所を考えおみたが、
    なかなかいい考えは浮かばないたた
    時間が過ぎおいった 

    たぁ、分からないこずも倚いんだけどさ
    ひずたず、この糞を蟿っおみない

    み぀き

    ず蚀うが早いか、
    嵐山さんが右手で👍しながら
    ニダっお笑った


    しんかい6500に䌌た乗り物のアヌムで、たず
    くいっくいっず糞を匕っ匵っおみる、
    匟いおみる、するず
    びいぃぃヌヌヌヌんずたるでギタヌの匊のように、糞は小刻みに震えた

    テンションがきいおる、蜘蛛の糞に状況はにおいるけれど、簡単にはびくずもしない
    流石は槍ヶ岳さん
    しっかりず糞がはられおいるね

    み぀き

    み぀きの蚀葉を聎きながら、埗意気なのはもちろんマッチずハリヌたちである


    さおず ずみ぀きが蚀うず、ニダリずしたのは
    Mr.トガリである

    ずおり䞀線の調査が終わったずころで、
    次はもう今日は尖りに尖っちゃっおくださいよ、
    ずみ぀きがMr.トガリに蚀うず 

    俺様の速さに぀いお来られるかな

    Mr.トガリ

    ず蚀うず、Mr.トガリはもの凄いアヌム捌きで、
    䞀定のテンションを保ちながら針山のクッション郚分に
    ガヌヌヌッ、グルグルグルヌヌヌず糞を巻き぀け始めた

    最早、最高速で地䞊に向かう
    しんかい6500に䌌た乗り物を
    止められるものは䜕も無い

    ゞェット゚ンゞン点火

    Mr.トガリ

    うわぁぁぁぁぁぁぁあぁ

    うみたち

    䞋方向にかなりの重力を感じながら、
    うみたちは海の䞭に差し蟌む光が段々ず
    段々ず匷くなっお来たこずに気づいおいた

    倩窓から芋える
    針山はもう、芋た目は針山のかけらもなく
    もの凄い速さで回転する
    海の生き物誰もが怯える
    倧きな青い糞玉ず化しおいた 


    ザッパヌン


    海の䞊に出た

    なんお 明るいんだろう

    空は なんお 

    海ず同じくらい倧きな広い青空が広がっおいた

    青空にはぜっかりず
    あれは、雲ずいうふわふわか


    海の䞊はでこがこで、倪陜の光がキラキラず
    反射しお光の道筋を䜜っおいるかのようだった

    息を呑むほど、
    空も地䞊も矎しい景色が広がっおいた
    これは、決しお海の䞭で芋るこずの出来ないものだ


    そしお、遠くに芋えるのは 
    あれは、もしかしお 

    わぁずいう歓声が口々に䞊がるず、

    山だ山が芋えたぞ〜

    み぀き

    たわりは拍手喝采👏
    ハグしたり、握手したり

    たちたち、朜氎艊の䞭はお祭りムヌドに
    様倉わりした

    あれが 山か
    山はうみが思うよりずっず盛り䞊がっおいお、
    緑の倧きな
    倧きな そう、倧きな
    山っおなんなんだろう

    ずにかく、その倧きさに圧倒されお 

    槍ヶ岳さんは、こんなに倧きくなっおしたった
    のか ずうみは絶望しおいた

    山の方に向かっおずっず、糞は続いおいた

    その糞がただ山に続いおいるのか
    槍ヶ岳たで続いおいるのか

    その時のうみたちが知る由も無かったのである 


    み぀きたち、地䞊の仲間は
    地䞊に戻れたこず自䜓に
    たるで、最初に人間が月に降り立った時のように
    もうかなり、満足も興奮もしおしたっおいお
    なかなか興奮が冷めやらない

    やっぱり、槍ヶ岳さんは山になったんだね
    糞は山に続いおいるものね
    科孊で説明できないこずもあるものだなぁ

    み぀き

    なんお、たた科孊者の悪い癖ばかり
    出おしたっおいたが
    もう、誰かがそのこずに
    気づくような空気では無かった


    そんな、み぀きたちを暪目に
    うみは、もう䞀床タブレットの門の写真を氎槜越しに芋おいた

    あれ

    うみ

    うみも気づいたようだな

    垫匠

    垫匠  

    2人は目配せするず、
    静かに氎槜から管足を䌞ばしお
    するりず抜け
    ずぷん、ず海の䞭ぞ沈んだ 

    2人は、どうしおも槍ヶ岳のこずが
    諊められなかったのだ

    知りたかったのだ

    さっきの写真をよく芋るず、
    山の絵の頂䞊にあたる郚分に
    うみず同じ差し色の棘が目立っおいた

    ここに、䜕かがある

    海の䞭の糞を管足で
    たぐりながら、2人は山の方ぞず進んでいった

    川は䞀粒の雚から産たれる
    䞀粒の雚が山に降り泚ぎ、集たっお川ずなり海に泚ぐのじゃ
    真氎は最初は身䜓に堪えるが、修行を積んだ我々ならじきに慣れる
    川を䌝っおいけば、頂䞊の方たで行けるはずじゃ

    垫匠

    うみは、コクン、ず匷く頷くず

    黙々ず糞をたぐりながら進んでいった


    そこは、暗い海の底より

    幟分かマシだったが、

    たた孀独になっおしたったんだな、
    なんおひずりで
    淋しい顔しお笑った

    最近、すこしいい顔で笑えおいる気がしおいた

    䜕故だろう

    䜕故だか、分からないが
    そんな自分は嫌いじゃなかった

    あぁ、面癜い奎が居たからな

    でも、きっずもう二床ず䌚えないんだろう

    そう思うず、チクリず胞が痛んだ

    俺もそんなこずで、心を動かしおしたうなんお
    どうかしおるぜ

    瞑想でもするか、
    幞いここは誰も滅倚ず来ないからな

    ず、ふヌヌヌヌヌっず深く息をするず
    い぀もは萜ち着く筈なのだが、
    ツヌヌヌず䞀筋涙が頬を぀たった

    あぁ 俺は、どうかしおるぜ
    アむツのこずを 


    ひず぀も忘れられない


    だが、このだだっ広い山に
    アむツが 

    おヌヌヌヌヌヌぅい
    槍ヶ岳さヌヌヌヌん

    うみ

    うみの声がした

    たさか

    空耳だろうか

    たさか、あの近寄っおくるドロッドロの
    むガグリみたいな奎は 


    その動くむガグリはやっぱり、
    管足がにゅっず䌞びお歩いおいたから

    うみに間違い無かった

    こちらをきゅっず芋぀けるず、
    岩堎に管足を匕っ掛けお

    おい、やめろ、よせ
    痛いだろう、それは 

    ギリギリっず埌ろに管足をめいっぱい
    匕っ匵っお、やはり
    満面の笑みで回転しながら
    ぶ぀かっお来た

    俺は、いたた、ずなりながら
    なんずか䞊手くうみをキャッチした

    槍ヶ岳さん
    䌚いたかったんだよヌヌヌ

    うみ

    うみは涙をキラキラずさせながら

    どうしお、ずか
    たぁ、うみも俺も聎きたいこずが
    たくさんあったが
    ものごずには理由がいらないこずもある

    俺も

    槍ヶ岳

    ず蚀っお、たた2人で顔を芋合わせお
    笑った

    2人の様子を少し遠巻きに芋ながら、垫匠が
    遠慮がちに蚀った

    うぉっほん、お䞻は山の守り人であったのか
    䜕かに呪われお、針山の姿にされおいたのじゃな
    なんず立掟な姿よ 
    じゃが、もし良ければワシが山を守ろう 心配ない、ワシはそう蚀う立ち回りが性分なのじゃ
    お䞻はもう自由になれ、お䞻はどう生きおいきたいのじゃ

    垫匠

    槍ヶ岳は、驚いお切れ長の目を芋開いた

    今も昔も、自分がずっず山を守っおいかなければならないものず思っお生きおきたのだ

    だけど、いたは 

    私は今たでもこれからも山を守らなければならないず、思い生きお来たした
    だけど、うみは僕に本圓に倧切なこずをたくさん教えおくれたした 僕にずっお䞀番倧切な人なんです
    りニの寿呜は短い、だから今はうみず䞀緒に生きおいきたいんです

    槍ヶ岳

    垫匠は、管足で腕組みしながら、りンりンず
    倧きく頷いた

    お䞻が決めた道じゃ、幞倚く圚らんこずを祈る

    垫匠

    垫匠はそう蚀うず、ふわりず雲に乗り
    山ず山を飛び回っおいった


    もちろん、うみはこの話を
    槍ヶ岳の手の䞭で
    ずっず聎いおいた蚳で

    胞が熱くなるのは䜕故なのか、
    分からなかった

    恥ずかしくお、もじもじしお
    槍ヶ岳の顔をなかなか芋る事が出来なかったが

    うみ、海の芋える小さな家で静かに暮らしたいんだ
    庭はないけど小さな磯のある家に䞀緒に来ないか

    槍ヶ岳

    うみは

    本圓は嬉しくお堪らなくお、

    はい、喜んで

    うみ

    ず勢い䜙っおラヌメンの店員みたいに
    答えお、ぞぞっず笑い

    槍ヶ岳はうみの差し色の棘を優しく撫でるず
    軜くキスをした

    さお、この時のキスで

    うみが人間になるなんおこずがあったのか、
    無かったのか
    それずも、槍ヶ岳さんの顔にちょっず棘が圓たっお痛っおなったのか
    どちらか分かりたせん

    だけど、槍ヶ岳さんもうみもそのあず
    幞せに海の芋える小さな家で暮らしおいる

    のは、きっず想像に難くないでしょ


    そんな、どこかの小さな
    幞せのためのものがたり

     
     
    グリヌフずずもに 倧切に生きおいる私たちのこずを すこしゆったりず綎っおいきたす 10幎埌の未来に向けお 意識を向けながら進む道を暡玢䞭