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マルチタスクで全部中途半端だった私が、"一個ずつ"にしたら逆に早く終わった話

― 同時にこなすのをやめる。気が散る原因を、断つだけ

第0章|はじめに:これ、「マルチタスク能力を上げる方法」じゃないです

先に言っとくと、これ、要領が死ぬほど悪い人間が書いた体験談です。仕事がバリバリできる人の、同時並行テクニックの話じゃないです。

むしろ私、「複数のことを同時にこなす」のが、絶望的に苦手なんですよ。あれもこれも手をつけて、全部とっちらかって、どれも終わらない。そういうタイプ。

この記事でやるのは、同時並行をうまくこなす話じゃなくて、その逆。「一個ずつに絞って、気が散る原因を断つ」話です。マルチタスクができる人になるんじゃなくて、マルチタスクをやめる。「あれこれ抱えて、気が散って、どれも進まない」「一日中バタバタしてたのに、何も終わってない」って人に、ちょっとでもラクになってもらえたら。そんな気持ちで書きました。

要領が悪いまま、でも仕事は早く終わる。そういう話です。

第1章|あれもこれも手をつけて、どれも終わらないまま夕方

一日中バタバタしてたのに、何も終わってない日、ないですか。

私、しょっちゅうでした。朝、メールの返信を書き始める。途中で「あ、あの資料も作らなきゃ」って思い出して、資料を開く。作ってる途中で、調べ物が必要になって、ネットを開く。調べてたら、チャットの通知が来て、対応する。気づいたら、最初のメール、書きかけのまま。

これを、一日中やってるんですよ。あっちに手をつけ、こっちに手をつけ。常に何かやってるんだけど、どれも完成しない。机の上も、頭の中も、やりかけのことだらけ。

で、夕方になって、ふと気づく。「あれ、今日、何が終わったんだっけ?」。すごく忙しかったはずなのに、ちゃんと終わったものが、ほとんどない。全部が、7割くらいで止まってる。残業して、なんとか片づける。毎日これ。

しかも、ずっと気が散ってるから、めちゃくちゃ疲れるんですよ。常に「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」って頭がフル回転で、落ち着かない。集中できてる感覚が、ない。「自分は、なんでこんなに要領が悪いんだろう」「集中力がないな」って、毎日落ち込んでました。

今これ読みながら「バタバタしたのに何も終わってない、わかる…」って思ったなら、この先たぶん役に立ちます。

第2章|"一個ずつ"にしたら、同じ仕事が半分の時間で終わった

で、結論なんですけど。

私、ある時から、あれこれ同時にやるのを、やめました。一個ずつ、順番に片づけるようにしたんです。そしたら、同じ量の仕事が、むしろ早く終わるようになりました。体感、半分くらいの時間で。

これ、自分でもびっくりしました。だって、同時に進めたほうが、たくさんこなせる気がするじゃないですか。一個ずつなんて、効率が悪そう。でも、逆だったんです。一個ずつのほうが、ずっと早かった。

ここ大事なんですけど、私の能力が上がったわけじゃないです。要領は、相変わらず悪い。集中力が、急につ10いたわけでもない。ただ、「やり方」を変えただけ。あれこれ同時に手をつけるのをやめて、一個に集中して、終わったら次、ってするようにしただけ。

そしたら、一日の終わりに「あれ、もう全部終わってる」ってなるようになった。バタバタしてた頃より、落ち着いて仕事してるのに、終わるのは早い。残業も減りました。なにより、ずっと気が散ってたあの落ち着かなさが消えて、めちゃくちゃラクになった。

何をしたかというと、「同時にやる」のをやめて、「一個ずつに絞って、気が散る原因を断った」だけ。難しいテクニックは何もありません。

じゃあ、その「一個ずつ」って具体的にどうやるのか。気が散る原因をどう断つのか。その前に、どうしても言いたいことがあって。なんで同時にやると遅くて、一個ずつだと早いのか。ここが分かると、続けられるので。

第3章|全部中途半端だったのは、"切り替えコスト"で消耗してたから

長いこと、私「全部中途半端なのは、自分の集中力がないからだ」って思ってました。

でも、一個ずつにして気づいたんです。中途半端だったのは、集中力のせいじゃなかった。「切り替えコスト」で消耗してたからでした。

これ、どういうことか。私、「同時にいろいろやってる」つもりだったんですけど、実際には、人間って同時に2つのことはできないんですよ。やってたのは「同時並行」じゃなくて、「高速の切り替え」だったんです。メール→資料→調べ物→チャット、って、ものすごい速さで、あっちこっちに切り替えてただけ。

で、この「切り替え」のたびに、ロスが出るんですよ。メールから資料に切り替えると、頭が一回リセットされて、「えーと、資料、どこまでやったっけ」って思い出すのに、時間がかかる。やっと集中し始めたところで、また別のに切り替えて、またリセット。この「思い出す時間」「集中し直す時間」が、切り替えるたびに発生する。これが、切り替えコスト。

一日に何十回も切り替えてたら、このコストが積み重なって、ものすごいロスになる。実際の作業より、「切り替えと、集中し直し」に時間を食われてた。だから、忙しいのに終わらないし、ずっと気が散って疲れてた。

つまり、中途半端だったのは、集中力がないからじゃなくて、「切り替えすぎて、切り替えコストで消耗してた」から。同時にやってるつもりが、実は一番効率の悪いことをしてたんです。

そこで、考え方を変えました。「同時にやる」のをやめた。代わりに、「一個に集中して、切り替えの回数を減らす」ことにしたんです。切り替えなければ、コストも発生しない。そしたら、同じ仕事が、ずっと早く終わるようになった。

一個ずつは、効率が悪いんじゃなくて、むしろ一番早かったんです。具体的にどうやるか、ここから全部書きます。

🔒 ここから先は有料パートです

ここから先は、マルチタスクで消耗してた私が"一個ずつ"に絞って、同じ仕事を半分の時間で終わらせるようになった、その具体的なやり方の全部です。特別な集中力は要りません。今日のデスクから試せます。

続きの中身、こんな感じです。

  • 第4章|まず「同時にやる」のをやめた|切り替えコストの正体 └ 全部の土台。「同時にやる=早い」の思い込みを外す

  • 第5章|対策①:「今やる一個」を決めて、他を視界から消す └ 一個に集中できる環境の作り方。他のタスクの逃し方

  • 第6章|対策②:「気が散る原因」を先に断っておく └ 意志で集中しない。通知・スマホ・割り込みを物理的に断つ

  • 第7章|対策③:「思いついた別件」に飛びつかない仕組み └ 作業中の思いつきを、集中を切らさずに処理する方法

  • 第8章|集中が切れた時の"戻り方"|気合いで戻さない └ どうしても切れる時の、立て直し方

  • 第9章|今日から使える「一個ずつ集中・チェックシート」 └ 今のデスクから使える、書き込み式テンプレ付き

特に第5章の「今やる一個を決めて、他を視界から消す」、これが全部の起点です。これをやるだけで、切り替えが激減して、集中が続くようになります。気になりますよね。続き、書いてきます。

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