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『ハンギョドン』から見つめ直した私自身の会話への衝動

    いきなりですが残念なお知らせです。
    筆者は職場で浮いています。

    同僚の皆様も大人ですし、無視されるとかのあからさまなコンプライアンス違反な扱いは受けていないのですが……一部の同僚さんからは明らかに嫌われています。
    我が身を振り返ると、この人には嫌われても仕方ないかなと自覚せざるを得ない振る舞いをしてきました。
    私の未熟さと、周波数の合わなさの相乗効果ですね。
    なので、私は今の職場(転職経験はありません。度々店舗異動があるので、この言い方にしています)では、ほとんど雑談というものができていません。
    コミュ力が高く話好きな同僚さんとは多少雑談できるものの、それもぎこちないです。


    そういう前提を頭に入れていただいたところで、本題に入ります。
    ある日、職場にて『ハンギョドン』の話をしている方々がおりました。
    内容は『最近ハンギョドンがまた流行っているらしい』というようなものであり、数往復でその会話は終わっていました。
    浮いている私はその会話に混ざれず、ただ外野で聞き耳を立てていました。

    しかし、ハンギョドンというキーワードに心の中で反応した私。
    何でかというと、ちょっとハンギョドンと聞いて想起されるものがあった……会話のカードになるかも、と思える思考が湧いたためです。
    『完全に知識も思い入れもない……』というネタだとこれは起きません。車種についてとかね。でもキャラクターについてはそうではない。
    この思考を前述の『少し会話できる同僚さん』に対して解き放とうか(話し掛けようか)と思った。でもしなかった。今でも話さなくて正解だったと思っています。

    ハンギョドンについて何を思ったのか。その時の私の思考内容を再現します。

    今、ハンギョドンについて話してましたよね!? サンリオタイムネットってご存じですか? 20年以上前のゲームボーイソフトなんですけども、まぁポケモンみたいな感じですよ。タイトル通りサンリオキャラクターが出てきて、それは街の住人だったりトレーナーとしてだったりするのですが、ハンギョドンだけポケモン扱いなんですよ! しかもヒーローに進化した挙句更にロボに進化するんです! 何で彼だけ扱いが違うんでしょうかね? きゃわわな感じでない、クリーチャーみのある味わい深さがあるからですかね? それと! 『ソロ活女子のススメ』というドラマのピューロランド回におけるハンギョドンの扱いが深いと思ったんですよ。いや、私も母に勧められてその回だけ観たのでにわか以前の身で恐縮なのですけど。主人公が出会った男性客がハンギョドンカチューシャを選んだ理由がグッときて!!

    ……流石にこの思考を一塊で吐き出そうとは思わなかったですが「サンリオタイムネットって知ってますか?」とは言いかけた。でも言わなかった。
    だって、ねぇ、皆さん。
    職場の方々は『こういうネタ』について披露し合いたくてハンギョドンの話をしたと思いますか?
    友好態度を示す会話の切っ掛けとしてハンギョドンを選んだだけで、別にハンギョドンのトリビアを得たいわけではないだろうと、推測できませんか?
    いわゆるグルーミングとしての会話だったのだろうと、少なくとも自分ではそう類推しました。だから20年前のゲームボーイの話をされても困るだろうし、そもそも会話が途切れた時点でハンギョドンの話題の消費期限は切れているんです。多分。


    しかし、私だったら。多分、上記のような内容を浴びせられたら、楽しいとか面白いとか、そういった方向の感情を覚えたんじゃないかなと思うんですよ。
    それは私が『コンテンツについての会話』を求めているから。
    何なら、知識マウント合戦に楽しみすら覚えるから。
    ……これは誇大広告かもしれません。私だって、『こんなことも知らないお前は愚かだ』という感情が乗っている知識マウントは不快です。
    マウントという言葉は相応しくないな、『知識の見せ合いっこ』としようか。それには快感を覚えるんです。
    相手が私の知らない知識を披露すれば興味深い。私も知っている知識だったら仲間意識が湧いて、私も手持ちの知識を見せ合いたくなる(私が提供できるものが高度な情報でないとしても)。

    ここまで思いを巡らせて、浮かび上がってきたのは母のことです。
    母は明確に知識マウントは好みません。
    私と父は気質が似ていて、テレビを家族で観ている時など、私と父で知識の見せ合いっこを始めかけることがあるんですよ。そうなると母は話題を変えようとする。

    母の反応が平均的なものだと仮定すると……一般的には、知識の見せ合いっこというのは楽しくないものなんだろうか?
    根拠のない仮定なので、そんなことないよ! と言われたら謝るしかないのですが。
    でも母は視野が広く、よく物事に気付いて気が利く、社交が(好きかどうかはともかく)上手くこなせる……主観的しかない判定で恐縮ですが『定型み』が強いと感じる人なんですよ。
    なので、母の反応はあんまり世間の女性の最大公約数から離れたものではないんじゃないかな、と個人的には思うんです。
    (こう書くと私と母の折り合いが悪く見えるかもしれませんが、私は激ヤバ級のマザコンです。これに関する記事もいずれ書きたいです)

    でも私は知識の見せ合いっこがしたいんだなぁ。
    とはいえ、それで場の空気を冷やしたいとも思わないので、ツイッターとかSNSに思考を放流し、面白いと思ってくれる方の目に留まるのを願うのが無難なのかな。

    それにしても、サンリオタイムネットの話……じゃなくていいけど、そういうテイストの話を気兼ねなく振れるお友達が欲しい。ありがたいことに多少いますがもっと欲しい。それこそSNSでオタ活をして近い波長の人と共鳴し合える機会を増やすのが近道なのかな。

    話が逸れそうになってきたので終了しますね。
    読んでいただいてありがとうございました!

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    あまり上手に生きられていない、ぬるいオタクな一般人の心情置き場です。 創作活動、同人活動、お人形に関する話題が多いです。

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