
50年前の思い出の地へ
「関東平野は朝から晴れ」
とJOAKーTVのニュウズで言うとりまして
昨日は終日湯治でヒッキーしとりましたが
今日はちょいとドライブに行きましてん。
50年前の思い出の地に。
1976年 半世紀前ですな
クルマの免許を取ったばかりのヤング前期高齢労務者は
「自力で初めての県外旅行」を計画しました。
通学の国鉄電車の中吊り広告に
「✖✖湖 キャンプ」
とあった黄色いニコウキスゲが印象に残っていたので
そこへ行くことにしました。初旅行で気分アゲアゲでしたで!
1976年8月初旬。
大型バスが掘った大穴の続く未舗装のデコボコ道を、前進4段マニュアルミッションの2速だけの時速15Km/hで1時間以上った峠のヒュッテ(現在も当時のまま残る鉄筋造)にたどり着きました。残念ながら外は雨。
「ここをキャンプ地とする!」
小中高と同窓だった腐れ縁の友人と一緒です。
本州分水界のその峠に車を停めて車中泊。
ボンネット側に落ちた雨は太平洋へ。トランク側に落ちた雨は日本海へ。分水嶺ならぬ分水峠で寝るのが妙な気分でした。
ヒュッテのオヤジさんに断って、外の蛇口から水を分けてもらい、車の陰で飯盒炊飯しました。標高1600mなもんで、飯に若干芯が残ましてん。
峠で一緒になったファミリアロータリークーペの二人組はヒュッテに泊めてもらったそうです(宿泊いくらなどという表示はありまへんでした)。
翌日、日差しは無いものの、雨は上がっています。
持ってきたラジコングライダーを、湖面に向けて飛ばします。
知識では知っていたものの、実際に体験するのは初めての
「斜面上昇風(ridge lift)」
を捉えたグライダーは、操縦するヤング前期高齢労務者を見下ろす高さまで上がっていきました。
平地では「熱上昇風(thermal lift)」を探すのに右往左往していたのがウソのように
曲技をしても瞬く間に高度を回復し、何時間も滞空を続ける赤いグライダー。
クマザサの緑と黄色のニッコウキスゲの上をかすめるように湖面近くまで急降下し、上昇風を捉えて再び峠まで上昇してくるグライダーの姿は、今でも記憶に残る光景となっています。
で、今日はその峠に行きましてん。
道路はすっかり舗装され
中央線は無いものの、離合に支障の無い道。
ふもとから1時間もかかった道が、今日は20分。
峠についてみると
湖まで続いたはずクマザサ斜面に途中で木が生えているやん!
往時の思い出に浸ろうと湖畔に降りていくとと
両手ストックのジジババハイカー軍団が大音声でやかましい!
クマザサの葉を揺らす音とグライダーの風切り音だけだった1976年の記憶を上書きさらすつもりか、この音害ジジババどもがっ!
あ、前期高齢労務者も古希直前ジジでしたわ
いや~ジジババどもばかりでなく、山の様相もだいぶ変わりましたわ。
外輪山ははだいたいクマザサだらけだと記憶しとるのですが、結構木が生えておるんですわ。
というより、タイトル写真は前期高齢労務者が今日撮ったものですが、湖畔にむけての斜面からクマザサ消えとるやん?
温暖化で植生が上に遷移したんか?
半世紀経てばそんなもんですわな。
これが「幻滅の錯覚?」
いやいや、世代の錯覚やで