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Photo by4yournote913

がらんどう

    1976blue

    あなたが死者の国に旅立ち

    私の体の真ん中に大きな穴が空きました。

    それは一生、塞がることはありません。

    まるで吹き抜け

    イヤ、がらんどうです。

    ふと、悲しみが湧き上がると

    ビュービューと音を立て、うねりながら

    がらんどうの中を吹き荒れていきます。

    悲しみが頂点に達すると

    目の奥からじわじわと水滴が溢れ、

    滴(したた)ります。

    止めどなく滴ります。

    それを、自分の意志で止めることはできません。

    ただ、枯れ果てるのを待つだけです。


    ああ、また悲しみの突風が吹いてきた。

    私のがらんどうの中に、どっと吹き込む。

    あまりの激しさに、私はよろめく。

    叩きつけるように吹き荒れる風が

    ますます、がらんどうの範囲を広げる。

    くらくらしてくる。

    立っていられなくなる。

    私はその場に倒れ込む。

    いずれ体中が、がらんどうと化し、

    スカスカ、バラバラになるのでしょうか。


    なぜ、悲しみは止まないのでしょうか?

    私はただ、平穏無事を望んでるだけなのに。

    止まない雨はない、のではなく

    一度降り出したら、二度と止まない

    ということを知った。


     
     
     
    人生の折り返し地点を過ぎ、今後 ますます後悔しない選択をしていきたい。愛読書は渡辺淳一、連城三紀彦の作品。知、意より情が大事。空虚より傷心を望んでる。過去に自費出版しましたが、なかなか売れず、在庫山積み状態です。趣味でベリーダンスを始め、定期的に発表会やイベントで踊ってます。

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