
ありがとう、宇宙さん。
最近、主人の車にトラブルがあり、しばらくの間、私の車を貸すことになった。
そうなると私は電車通勤。
子どもの習い事の送り迎えや普段の買い物もあり、思った以上に不便だった。
レンタカーを借りるべきか。
それとも何とかやり過ごすか。
そんなことを考えながら過ごしていた。
そんなある日、子どもが微熱を出した。
仕事へ向かう電車の中で、なんとなく落ち着かない。
主人から着信も入っていたけれど、仕事中で出られなかった。
その後、メッセージもない。
「何の用だったんだろう」
「子どもは大丈夫かな」
頭の中で不安が少しずつ膨らんでいく。
けれど、現実は意外とシンプルだった。
子どもは元気そう。
そして会社からは、
「代車を貸しますよ」
との連絡があった。
思わず、
「ありがとう、宇宙さん」
と言いたくなった。
私たちは困った時、つい壮大な答えを探したくなる。
意味を知りたくなる。
メッセージを受け取りたくなる。
でも実際に助かるのは、
代車だったりする。
もちろん心の支えや精神的な学びも大切だ。
けれど、現実で困っている時には現実の対処が効く。
「あなたは守られています」
という言葉より、
「代車、用意しておきました」
の方がありがたい日もある。
私たちは時々、奇跡を待ってしまう。
でも本当に助かるのは、
代車だったり、
連絡だったり、
誰かの気遣いだったりする。
そんな当たり前のことだったりする。
だから今日の私は思う。
ありがとう、宇宙さん。
今回はずいぶん分かりやすい形で来てくれたね。
どうやら宇宙さんは、光の粒ではなく作業着姿で現れることもあるらしい。
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