
1番下の下。
電車の吊り革とおんなじ揺れ方をする人間を見ているのが楽しいと思う。
言葉のナイフを向け合って傷つけあっているしょーーもないSNSを眺めるよりだいぶマシ。大マシ。
四角い画面に囚われた人たちからそれを取り上げたらどんな顔をするのか。
携帯ほどいらなくて、くだらなくて、なのに必要不可欠なものは他にない。
みんな歪んでいる。
まっすぐな人間なんていない。いてたまるものか。
それで生きていると言い張るなら、私は笑ってしまうと思う。
ふと私が自信のある偏見を思いついた。
インフルエンサーの生き方を綴った著書に一喜一憂する少女達は、甘いお酒を覚えたばかりの夜を、知らない男とのお祭りに使うのだろう。
といった感じ。
たまに自分の捻くれた考えに呆れるが、自分を楽しませたお礼をしたくなる時もある。
今日のは自分にお礼を言った。
我ながら友達がいなくなるくらい捻くれている。
だから、今日は自分に杏仁豆腐を買って帰ろう。
でも、わたしの気分は馬鹿な女の恋心くらいすぐ移り変わる。
バカらしくて鼻で笑ってしまう。
きっとこの杏仁豆腐も期限が切れた頃に多分食べると思う。