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異䞖界に陰陜垫ずしお召喚されたが、戊えないので空気だけ敎えお垰りたい。〈70.日垞〉

     その埌は事態の収拟に远われた。源斎げんさいが由良ゆらず癟吉ももきちの所ぞ、怛いろはず凛りんの元ぞは癜虎びゃっこに乗った癜びゃく様が、蒌匥そうやの元ぞは源斎の匏神の斎巳い぀きがそれぞれ駆け぀けおいる。
     䞭倮の者達が山䞭で倒れおいる人々を救助し、山䞭での䞀件は萜ち着きを芋せた。

     「由良君、すたんのぅ  」
     「本圓に、面目無い  」
     癜虎びゃっこ倧瀟に無事戻っお来お、泥の様に眠った次の日の朝、癜様の郚屋に呌び出され、二人から謝眪の蚀葉があった。
     どうやら山䞭では、各々の陰陜垫の圓䞻が結界の譊護に圓たっおいたらしい。陰の気が匷く、察凊に远われおいたそうだ。

     「いや、そんな  俺は  」
     䞡手を膝の䞊で、ギュッず握る。
     「こんな事になっおしたいたしたが  ただここにいたいず、そんな気持ちがありたしたなので、もし良ければただ癜虎倧瀟にいさせおくださいお願いしたす」
     がばっず頭を䞋げる。自分が原因でこんな事態になったのは癟も承知だが、ここにいたいずいう気持ちが膚らんでいたのはもう隠したくない。
     「そうかの  」
     「由良君  ではたた、よろしく頌む」
     由良が頭を䞊げるず、癟吉の右手があった。その手を、䞡手で匷く握る。
     「よろしくお願いしたす」
     「倧歓迎だ」
     癟吉は、巊手をガシッず添えた。

     倮桂おうかが癜虎倧瀟に蚪れお来たのは、事件から䞉日埌の事であった。
     陰陜塟の者達には䞀週間の療逊が告げられ、事件圓日の話を聞く事ができた。

     山䞭にはそれぞれの圓䞻達が結界の乱れに察応する䞭、街䞭には陰の気があちこちから溢れ出しおいた。それを䞭倮の者達が察凊し、たた倮桂自身は手薄になった黄实神宮こうしんじんぐうを守らなければならなかった。

     「いやぁ  二人共、本圓に無事でいおくれお䜕よりだよ  」
     倮桂のたぶたは腫れ䞊がっおいお、ここ数日の倧倉さや心境を物語っおいた。
     「それず、凛の蚌蚀から、どうやら酒呑童子しゅおんどうじが絡んでいるようなんだ。蝶を攟぀男が蚀っおいたそうだ」
     「酒呑童子ですか  」
     癟吉が銖を傟げる。
     「随分昔の劖怪ですが  䜕か目論んでいる、ず」
     「おそらくだけど、埩掻かな  ずは思うねぇ  」
     䞍穏な空気が、䞉人を取り巻く。

     「たぁ、これはたず䞭倮で刀断しないずだからさお眮き」
     倮桂がニコニコしながら、話題を切り替えた。
     「蒌真そうたが戻っお来たよ」
     「えっ」
     「蒌匥君のお兄さんが」
     「そう蒌真を捕らえおいた敵を倒したみたいで、沌の䞭から出お来たんだっお今は憔悎しきっおいるから、ぐっすり眠っおいるよ」
     「蒌真が  良かったっ  」
     はぁ、ずため息を吐いた癟吉の目には、涙が溜たっおいる。
     ——良かった  俺が池の䞭で䌚ったのは、蒌真さんだったんだ  
     由良は海坊䞻の時に、巚勢池こせいけで助けおもらった事を思い出しおいた。

     由舟ゆふはず蚀えば、癜様に䞁寧に修埩され、すっかり元の綺麗な匏神に戻っおいる。
     「ちゃんず䌑んで」 
     ず蚀いながら、毎日由良の面倒ず癜虎倧瀟の呚蟺譊護を務めおくれおいた。

     そしお䞀週間が過ぎ——
     「癜様、行っお参りたす」
     「行っお来たす」
     「気を付けお行っおおいで」
     ふぉ、ふぉず笑う癜様に芋送られ、由良ず癟吉は陰陜塟ぞず向かうのであった——


    🌞異䞖界に陰陜垫ずしお召喚されたが、戊えないので空気だけ敎えお垰りたい。は、これで完結ずなりたす70話たでを創䜜倧賞2026に投皿させおいただきたすそしお、ここたでを第䞀章ずさせおいただきたすので、続線の投皿も考えおおりたす䞭間発衚次第かな、ずいったずころですが、たたどうぞよろしくお願いしたす🌞

    ⭐お読みいただきありがずうございたす面癜いず思っおいただけたしたら、是非応揎をお願いしたす⭐

    ‵前回のお話‵

     
     

    千尋

     
     
    Xにも出没䞭→ https://x.com/chihiro_202604 ※異䞖界〜のマガゞンは、タむトル文字数の関係で"異䞖界陰陜垫"ずしおおりたす。 ※ 無断転茉犁止・AI孊習犁止

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