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掌線小説 『間違っおシマりマ』

    倮癜おしろ

     隣の空き地に䜏んでいるシマりマが蚪ねおきた。盞談があるらしい。今日は猛暑日だ。隣から歩いおきただけで、シマりマは汗だくだ。
     ずりあえず飲食甚のバケツに氎を入れお差し出すず、「喉也いおたんだよね」ず嬉しそうに飲み始めた。

     「それで、盞談っお䜕」

     そう聞くず、近くの小孊校から苊情が来たのだずいう。小孊生がシマりマを暪断歩道ず間違えお枡りそうになるから危ない――ずのこずらしい。

     それは分かる。この前、僕も間違えお、気づいたらシマりマの䞊に乗っおいたこずがある。

     「身䜓に暪線を曞いおチェック柄にしたらどう。名前もチェックりマにしお」
     笑いながら提案するず、真面目な盞談なのに、ずシマりマはうなだれた。
     悪乗りしおしたった。ちゃんずしたアむデアを出さないず。

     そこで、窓蟺に吊るしおあった颚鈎を倖し、シマりマの銖に掛けおやる。
     「子どもが近づいたら、銖を振っお鳎らすずいいよ」
     シマりマも嬉しそうにうなずく。

     さっそく、近くの暪断歩道で詊しおみるこずにした。

     「子どもが来たら颚鈎を鳎らすんだよ」そう蚀ったのに、シマりマは自由研究の調べ物で図曞通ぞ向かう小孊生ず口論しおいる。

     「火山の自由研究なんお調べないほうがいいよ。シマりマの生態芳察にしなよ」
     「やだよ。りマずか興味ないし」

     地味に傷぀いおいるシマりマに、「颚鈎、颚鈎」ず声をかけるず、シマりマは面倒くさそうに銖を振った。
     倏䌑みの暪断歩道に、チリン、チリンず涌しげな音が響く。

     その暪を、黄色い垜子をかぶった小さな女の子が通り過ぎながら「今日は、みどりのおばさんじゃなくお、癜黒のシマりマさんだ」ず笑顔だ。

     気付いおくれた。効果、あったみたいだ。

    了

    ※䞋蚘、はらずけい様の䌁画に参加させお頂きたした。
    #せりふ䞉題噺
    #火山シマりマ颚鈎

    ■セリフ
    「調べないほうがいいよ」
    「喉也いおたんだよね」
    ■䞉題
    ・火山・シマりマ・颚鈎


     
     
     
    掌線小説、ショヌトショヌトを曞いおいたす。 ※ X運甚しおいたせん。ご泚意䞋さい。 @0shir0_oshiroは凍結䞭です。

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