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リラを経て、ユーロとキャッシュレスの間に①

    リラからユーロへ、
    そしてキャッシュレスへ。
    そのあいだをまたぐように、私は旅をしてきた。
    今回の旅、ほとんど現金を使わなかった。

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    少額から高額はたまた振り込みまでできちゃう。

    Wiseで支払いは完結するし、両替もいらない。
    少額の支払いも、グループでの精算も、すべてスマートに済む。

    正直、もう現金って必要ないのかもしれないと思った。

    でも、少しだけ違和感があった。

    今回、ほとんどコインに触れていない。

    私とユーロのはじめましては、2001年のクリスマス。
    ミルコの親戚が私にって
    ユーロのスターターセットのプレゼントだった。

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    2001年にもらったけど、
    刻印は2002年。
    未来から来たお金だった。
    不思議と、
    今でも封を切れずにいる。
    私のタイムカプセルであり、
    宝物。

    あの頃、ヨーロッパは新しい通貨を迎えようとしていた。

    小さな袋の中に、ユーロのコインが少しずつ入っている。

    まだ流通が始まる前の、
    “これから世界が動き出す”の空気を閉じ込めたような存在。

    それから、2002年になり、
    リアルユーロが出回ってきた。

    リラと混ぜてもよかったし、ユーロで払ってリラがお釣りって事もありその反対もあった。
    払う側も貰う側も最初は、
    混乱😵‍💫していたような…
    でも、ユーロ導入で嬉しい事もあった。
    リラ(当時100リラ 7円くらい)
    ほんとに、0が多すぎて
    🇮🇹語拙い私はかなり苦心していた。
    ユーロになって買い物楽になったなぁと感じていた
    ある日…

    ユーロコインの裏面が国ごとに違うと知った。

    教えてくれたのは、
    友達のミーノ。
    Questa non è italiana.
    Guarda bene!
    (コレ、イタリアのじゃないよ。よく見て!)
    気づけば、いろんな国のコインが混ざり始めていた。

    珍しい国のものを見つけては、
    「それ、交換して」と言って、よくやりとりした。

    私の楽しみが増えた。
    買い物のたびに裏をみる。
    どの国を辿り私の元に来たのか?
    お金にロマンを感じたられる仕組みを考えてるEUって凄い😍

    そして、日本円にはない
    "2"を多用する。
    コインだけで言うと
    2セント,20セント, 2ユーロ、

    日本は「5(五進法)」の区切りを大切にしますが、
    欧米では「1ダース(12)」や「半分(1/2)」といった考え方が根強いためと言われてますが…

    これには数学的なメリットがあると知った。

    • 組み合わせの効率
    「2」があることで、1〜9までのどの数字も、最大3枚以内の硬貨で表現できるようになっています。
    • 例えば「4」を払うとき:
    • 日本(1円のみ):1+1+1+1(4枚)
    • ユーロ(2がある):2+2(2枚)
    • 「7」を払うとき:
    • 日本:5+1+1(3枚)
    • ユーロ:5+2(2枚)
    お釣りの計算が、
    2があることで、レジでのやり取りがより楽になるよう設計されているみたい。

    イタリア人って計算苦手なのか得意なのかわからない(笑)

    新幹線の席と一緒だなぁ…
    3列と2列。
    奇数と偶数があると
    色んなグループに対応できるみたいな感じ。

    これも幾何学?(笑)

    ②につづく

    #創作大賞2026 #エッセイ部門

     
     
    イタリア狂。好きがこじれて留学、イタリア料理研究家、イタリアワインソムリエ、イタリアオリーブオイルソムリエの資格を取得。泉巡り、オベリスク巡りもライフワーク。

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