
【お勧め】お誕生日おめでとう🎂【わかモンさん】
10月1日は、我らがわかモンさんのお誕生日🎂だそうです!!!
ロウソクの本数は……よんじゅう……
17本だそうです!!!🕯️
わかモン生誕祭、開幕ですわ!
「王国の新たな祝日を制定する」
国王陛下の宣言を聞き、私は白猫を抱えたまま固まった。
違う。
私はただ、わかモンさんへ小さな誕生日会を用意したかっただけなのだ。
始まりは一枚のメモだった。
『本人には秘密。秋限定のケーキを一つお願いします』
それを白猫に託し、菓子職人へ届けてもらった。
菓子職人は気を利かせて果物商へ伝え、果物商は栗農家へ伝え、栗農家は収穫祭の実行委員へ伝えた。
結果。
王都中に深紅の旗が掲げられ、騎士団は祝砲の準備を始め、魔法使いたちは空へ巨大な文字を描こうとしている。
どうしてこうなった。
「えりさん」
背後から、優雅な声がした。
振り返ると、黒と深紅のドレスをまとったわかモンさんが、扇子の隙間から私を見ていた。
「朝から王都の様子が妙ですの。皆、わたくしを見ると何かを隠しますわ」
「気のせいじゃないかな?」
「その白猫がくわえている『祝賀進行表』について、ご説明いただけまして?」
白猫を見下ろす。

金色の紙が、口元から堂々とはみ出していた。
「……この裏切り者!」
「にゃあ」
白猫は悪びれもせず、王宮のバルコニーへ走り出す。

追いかけて扉を開けた瞬間――。
「お誕生日、おめでとうございます!」
王都を埋め尽くす声が、秋の空へ響いた。
赤や金の木の葉が舞い、広場の中央には、栗とかぼちゃとさつまいもで飾られた巨大なケーキ。
わかモンさんの扇子が、ゆっくり下がる。
「……誕生日など、別に興味はありませんのよ」
そう言いながら、視線はケーキから一秒も離れない。
「じゃあ、私が最初に食べてもいい?」
「お待ちなさいませ!」
わかモンさんは誰より早く階段を駆け下り、金色のフォークを確保した。
私は白猫と顔を見合わせる。
「来年は、もっと小さくするね」
「規模を縮小してよいとは、一言も申しておりませんわ!」
こうして王国に、新たな祝日が誕生した。

完
わかモンさーん!!🙌
いつもありがとう〜!!!📣🐱
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間に合った〜〜〜!!🐱