「iPhone」のOSを新しいバージョンにアップグレードすると、バッテリー持続時間に大きな影響が及ぶことがある。最初の数日は特にそうだ。その結果として、通常よりもバッテリーの減りが早くなったり、一部のプロセスの動作が遅くなったりすることもあるかもしれない。
「iOS」のメジャーアップデートを適用すると、iPhoneは通常よりも多くのバックグラウンドタスクを実行することになる。こうしたタスクはCPUに大きな負荷をかけるだけでなく、本体の温度を上昇させることもある。これらのバックグラウンドタスクには、検索インデックスの再構築、データの分析、その他のシステムセットアッププロセスの完了などが含まれる。
設定を大幅に変更する前に、iPhoneを再起動し、「適応型電力制御」や「低電力モード」といった標準の省電力機能を一時的にでも構わないので使用してほしい。それでも解決しない場合は、「iOS 27」へのアップグレード後にiPhoneをより効率的に動作させるために、以下の方法を試してみてほしい。
1. ディスプレイ設定を変更する
iPhoneのディスプレイは多くの電力を消費する。幸い、いくつかの設定を変更して、本体をより効率的に動作させることが可能である。その1つが「明るさの自動調節」の有効化だ。これにより、ディスプレイが必要以上に明るくなるのを防止できる。
2. 適応型電力制御を有効にする
適応型電力制御モードは、バッテリー使用量が通常よりも異常に多い場合に、ディスプレイの輝度を自動的に下げたり、バックグラウンドでの動作を制限したり、余分な電力消費を抑えたりすることで、バッテリー持続時間を延ばす。
適応型電力制御は、「iPhone 17」シリーズ以降のiPhoneと「iPhone Air」では、デフォルトで有効になっている。
3. 全てのアプリをまとめてアップデートする
OSのメジャーアップデートがリリースされると、サードパーティーのアプリケーションもアップデートされる。iOS 27で導入された新しいファームウェアに対応する必要があるからだ。これらのバックグラウンドでのアプリアップデートがバッテリーを消費することもある。
幸い、利用可能な全てのアップデートを一度に実行すれば、1日を通してアップデートが断続的に実行され、バッテリーが大量に消費されてしまうのを防止できる。
この方法を試すときは、バッテリーが消費されないように、iPhoneを電源とWi-Fiに接続することをお勧めする。
4. ネットワーク設定を変更する
ネットワーク設定を変更することで、(iOSのアップデート後は特に)貴重なバッテリーを節約できる。例えば、Wi-Fiが利用できるときは、モバイルデータ通信ではなくWi-Fiに接続すると、効果的だ。電波状況によっては、5GをオフにしてLTE(4G)を使用してもいい。
モバイル通信ネットワークはWi-Fiよりも多くの電力を消費するため、安全なネットワークが利用できる場合は、Wi-Fiに切り替えた方が効率的だ。モバイル通信の電波状況が悪い場所では、iPhoneのバッテリーの減りが早くなる。電波が弱いと、iPhoneは頻繁にネットワークへの再接続を試行し、かなりの電力を消費するからだ。
安全なWi-Fiネットワークを利用できない場合は、5Gの電波が弱くないか確認して、LTEに切り替えてみてほしい。通信速度は遅くなるかもしれないが、5Gの電波が弱い場合は、LTEを使用した方がiPhoneのバッテリーの減りが遅くなる。
5. バックグラウンドでのアプリの動作を調整する
バックグラウンドでの動作は、デバイスのバッテリー持続時間が短くなる主な原因の1つだ。iOS 27のようなメジャーソフトウェアアップデートを適用した直後は、特にそうである。
インデックスの再構築や、互換性を確保するためのアプリのアップデートに加えて、iPhoneはバックグラウンドでアプリの更新も実行し続ける。
「設定」>「一般」>「アプリのバックグラウンド更新」の順に進んで、重要度の低いアプリのバックグラウンド更新を一時的にオフにすることが可能だ。
位置情報サービスもバックグラウンドで動作し、バッテリーを消費することがある。「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」の順に進んで、どのアプリが位置情報サービスを常に利用しているか確認しよう。位置情報サービスの情報へのアクセスが「常に」に設定されている不要なアプリがないか確認し、ある場合は、一時的にでも構わないので、「このアプリの使用中」に変更してほしい。

