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トロッコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鉱山のトロッコ

トロッコは軽便鉄道や専用鉄道、軍用鉄道における貨車の一種、もしくは人力によって走らせる手押し車(人車軌道)。「トロッコ」の呼称は英語の truck に由来し、自動車のトラックと同語源である[1]が、英語では鉱山で使われるトロッコは minecart(英語版)、軌道上を人力で押すトロッコは handcar(英語版)と呼び分けられる。

利用

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主に、鉱山・工場・店などでトラックが利用できない場合や、隧道・ダムなどの大規模工事現場で道路を建設するより早く簡単な場合、または土木工事の現場において大量の土砂を搬出するために、トラックを使用して運搬するよりも速く移送できる場合などに使われる。梯子状に組みあがった線路(軌匡)による仮設軌道を設置して、その上を運行するものが多いが、本格的な路盤に線路を敷設する場合もある。

また、ペダルをこいで進む保線用の軌道自転車のことを指すこともある[2]。

走行させる車両は簡易貨車であることが多いが、鉱山などで動力車を持ち込めない場合には、ウインチによる牽引や人力の手押し車が使われることもある。

ビア

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ビア

英語では遺体や棺桶を安置する台、もしくはそれらを墓まで移動する四輪の手押し車をビア(bier)と呼ぶ。山梨県など、一部の甲州方言では工事用の手押しのトロッコのことを「ビール」と称するが、これは上記から来ているものと見られる[要検証]。

トロッコをめぐる出来事

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2020年に始まった新型コロナウイルス感染症の世界的流行の際、北朝鮮は流行拡大を阻止するため国境を閉鎖した。これにより北朝鮮国内で勤務していたロシア大使館員とその家族は、出国にあたり自らの手で移動を余儀なくされ、2021年2月、約1 kmの国境区間を手押しトロッコで越えて帰国した[3]。

脚注

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  1. ↑ 木下和好 (2018年3月25日). “英語お宝情報(25)日本で枝分かれした英単語「トロッコ vs トラック」「バレー vs ボレー」 木下和好”. クリスチャントゥデイ. 2026年8月9日閲覧。
  2. ↑ 「旧手宮線を軌道自転車で快走 小樽で「レールカーニバル」始まる」『北海道新聞』北海道新聞社、2014年7月19日。オリジナルの2014年7月28日時点におけるアーカイブ。2014年7月20日閲覧。
  3. ↑ “ロシア外交官と家族、手押しトロッコで北朝鮮を出る”. BBC Japan. 2021年2月27日. 2021年2月27日閲覧.

関連項目

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外部リンク

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