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BUTTER (新潮文庫 ゆ 14-3)
殺人×グルメが濃厚に融合した、柚木麻子の新境地にして集大成。
各紙誌で大絶賛の渾身作がついに文庫化!!
男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子(カジマナ)。若くも美しくもない彼女がなぜ──。週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに梶井の面会を取り付ける。フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳に〈あること〉を命じる。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。各紙誌絶賛の社会派長編。
本作着想の根底には、世に知られた事件があったのは確かだ。しかし物語が進むにつれて、事件からも犯罪者からも遠ざかる。独立したオリジナリティーに富んだ物語が展開される。進路を定めた羅針盤こそ、「女性同士の友情と信頼」である。
山本一力(本書解説より)
- 本の長さ592ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2020/1/27
- 寸法10.6 x 1.7 x 15.1 cm
- ISBN-104101202435
- ISBN-13978-4101202433
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| カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.0 208
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5つ星のうち4.5 522
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5つ星のうち4.2 4,036
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5つ星のうち3.9 143
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5つ星のうち4.4 26
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| 価格 | USD 4.39USD4.39 | USD 4.95USD4.95 | — no data | USD 11.16USD11.16 | USD 7.67USD7.67 |
| 【新潮文庫】柚木麻子 作品 | 元アイドルと同時に受賞したばっかりに……。文学史上もっとも不遇な新人作家・加代子が、ついに逆襲を決意する!実録(!?)文壇小説。 | 私の名は、大穴(ダイアナ)。最悪な名前も金髪もはしばみ色の瞳も大嫌いだった。あの子に出会うまでは。最強のガール・ミーツ・ガール小説! | 男の金と命を次々に狙い、逮捕された梶井真奈子。週刊誌記者の里佳は面会の度、彼女の言動に翻弄される。各紙絶賛の社会派長編! | 他人に貼られたラベルはもういらない、自分で自分を取り返せ! この世を生き抜く勇気が湧く、最強のエンパワーメント短篇集! | この灯は、妻や母ではなく、「私」として生きるための道しるべ。明治・大正・昭和の女子教育を築いた女性たちを描く大河小説! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社
- 発売日 : 2020/1/27
- 版 : 文庫
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 592ページ
- ISBN-10 : 4101202435
- ISBN-13 : 978-4101202433
- 商品の重量 : 252 g
- 寸法 : 10.6 x 1.7 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 8,280位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
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洗脳 そんな言葉が脳裡に浮かんできた。
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
濃い読書体験と、読後の爽快感。
2026年8月6日に日本でレビュー済み気になりつつ未読だったが、夏休み前に購入した。引き込まれた、グイグイと。想像以上に濃い内容だった。そして、長い。読めども読めども先が見えず、どんどん濃く、暗くなっていく。でも、引きずり込まれるように世界観にのめりこんでしまった。そして暗黒のトンネルから脱してラストに向かう気持ちよさと爽快感たるや、見事だった。ほんとうにおもしろかった。
もともと食べることも料理も好きではあったが、これを読んでからなんとなく食に対しての視点が変わったような気がする。もっともっと自分軸でいいのだと思うようになった。徹底的に娯楽として楽しみ、オマケとして自分自身の価値観の再認識もさせてもらった。
買ってよかった、読んでよかったと心から思える1冊だった。
34人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中4つ
殺人事件とグルメの絶妙な組み合わせが魅力の作品ですが、好みは分かれそうです
2026年7月5日に日本でレビュー済み「BUTTER」は、週刊誌記者の町田里佳が、男性たちの財産を奪い殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子と面会し、彼女の欲望に忠実な言動に触れることで、里佳自身の内面と外見が変貌していく物語です。元ネタは2007〜2009年にかけて発生した首都圏連続不審死事件の犯人木嶋佳苗であり、その事件の真相を追いかける女性記者をモデルとした小説となっています。590ページの大作です。実際の事件を元ネタとした殺人事件をシリアスに描きながら、その一方でバターを使ったグルメも随所で絡んできます。きっと女性の方が刺さるのでしょう。ツボにハマると一気に読み切れてしまうことでしょう。ちなみにシールが付属していました。意外と気に入っています。


「BUTTER」は、週刊誌記者の町田里佳が、男性たちの財産を奪い殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子と面会し、彼女の欲望に忠実な言動に触れることで、里佳自身の内面と外見が変貌していく物語です。元ネタは2007〜2009年にかけて発生した首都圏連続不審死事件の犯人木嶋佳苗であり、その事件の真相を追いかける女性記者をモデルとした小説となっています。590ページの大作です。実際の事件を元ネタとした殺人事件をシリアスに描きながら、その一方でバターを使ったグルメも随所で絡んできます。きっと女性の方が刺さるのでしょう。ツボにハマると一気に読み切れてしまうことでしょう。ちなみにシールが付属していました。意外と気に入っています。
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読みやすく、語りたくなる本
2026年7月10日に日本でレビュー済みわりと誰でも一気に読めてしまう。
そして、内容について誰かと語り合いたくなる。
語ることで、お互いの人生観について理解を深めることができる。
でも、小説の感想を通してなので生々しくなりすぎない。
そういう本です。それだけで小説として大成功といえると思います。
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医療を透明化した社会寓話サスペンス
2026年8月20日に日本でレビュー済み『BUTTER』は、梶井真奈子という強烈な人物を中心にしたサスペンスミステリー・心理劇として、中盤は非常に面白く読めた。
里佳が梶井のペースに呑まれて取り込まれていく過程や、互いにどこまで相手を理解しているのか分からない緊張感には強く引き込まれる。
一方で、序盤と終盤は作者のフェミニズム的な問題意識がかなり前面に出ている印象で、父親との関係、女性に課されるケア役割、痩身規範、女性同士の連帯などが、里佳の生きづらさと回復を説明する枠組みとして強く機能している。
強引さが気になったのは、里佳の炎上における容姿攻撃の描かれ方で「人が叩かれる時は容姿など何でも後付けで悪く言われるのでは」と感じた。
現実に起こり得る話ではあるものの、テーマを際立たせるための意図的・記号的な配置に見えてしまった点。
不妊やトラウマ、精神のみならず肉体のダメージ含め苦痛を濃密に扱う作品でありながら医療の存在感が驚くほど薄く、物語の解決が個人的な「過去の克服、自己理解」と「女性同士のケア」へと収斂していく点には、作品固有の寓話性と同時に現実とのズレを感じる。
終盤において、里佳の梶井への関心が急速に冷め、自己理解に到達するまでの描写もあっけなく、感情の変遷としてやや急いだ印象。
サスペンスの推進力となっていた伏線のいくつかに解を与えないまま着地するため、サスペンスミステリーとしての消化不良感が残る部分も。
サスペンスミステリーとしての完成度には多少引っかかる部分がある一方、実在の事件をモチーフに、2010年代の女性の生きづらさをフェミニズムの側面から描いた小説であり、一つの視点として非常に興味深く読める。
作者の意図が透ける部分には好みが分かれそうだが、梶井という人物を巡る謎が作品を支配する中盤の面白さは間違いない。
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濃い。ひたすら濃い一冊。
2026年7月13日に日本でレビュー済み「読みやすく、出てくる料理も美味しそう」などと言う軽めの感想もあるようで、読み手によって受け取り方が変わる本なのかもしれない。個人的には、恐ろしいパワーのある、読み手にもパワーを必要とする内容だった。主人公と同じように、本当にあった犯罪をモデルにした犯人「梶井」に引き込まれ、コントロールされているような気分にもなった。濃い内容で疲れたが、読後感は悪くない。いやしかし、主人公のようにここまで真剣に毎日を生きたら体がもたないだろうな。もう少し力を抜いて行きたい。
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Butterは美味しいですよ。
2026年7月3日に日本でレビュー済み物書きの是非をつけるのは面白くない。個人的感想を述べると最初3ページで読むの辞めようかと思ったけどこれが今の小説技法なのかととりあえず読み、完読しなるほど〜と言う感じです。全体的にButterです。是非読んで欲しい作品です。
9人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
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他人事とは思えない。
2026年10月2日に日本でレビュー済みカジマナの学生時代のルックス、立ち位置など自分と似ていた。
過去を思い出して心が締め付けられた。
それ故に一歩間違えたら私もカジマナと同じだったのでは?という恐怖で少しゾッとした。
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洗脳 そんな言葉が脳裡に浮かんできた。
2026年7月28日に日本でレビュー済みこの本の前に『台湾漫遊鉄道のふたり』という美食小説を読んだ。台湾料理が次々と登場し、料理名には初出時だけルビが振られていたが、くやしいけど以降全てが全く読めなかった・・・。なんと、この小説も、美食小説で、BUTTERを使った料理がふんだんに登場すんだけど、今回は料理名がすんなりと読め、そのトラウマから解放された。って、あたりまえか(苦笑)。。
で、本編はっつうと、デブでとても男にはもてそうもない容姿の梶井真奈子35歳、そんな彼女と、ほぼ同時交際していた、彼女よりけっこう年上の男性三人が連続して不審死を遂げた。容疑者として逮捕され収監されている梶井真奈子ことカジマナに、編集部内で、いずれ初の女性デスクになるであろうと嘱望されている町田里佳(身長166cm、痩身でボーイッシュ)が独占取材を試みる。しかし、ミイラ取りがミイラに、の例えのように里佳は、カジマナが語るBUTTERが主役の美食に関する話を聞く都度、それを自らが実践することで、里佳自身もその美食に魅せられ、彼女もほんの数か月でデブになってしまう。姿形、そしてその心までもが変わってゆく里佳を救おうとした、親友で新婚妊活中の玲子までも巻き込んでしまい・・・。本編にはでてこないけど、洗脳 という言葉が私の拙い脳裡に浮かんだ。
しかして、その先には、カジマナが仕組んだおどろくべき陥穽が里佳を待ち受けていた。
今作、600ページにも及ぶ長編であるが、二日で読破してしまった。柚木さんの文章は、読みやすい、すらすらと頭の中に入ってくる。登場人物たちの心情、心の揺らぎを描くのに長けており、寝食を惜しんで、って言葉があるけど、物語に没頭することができた。感謝。
そうそう、この小説とは関係ないけど。寅さん映画で、集合写真を撮るときに「はいみなさんわらって~~」とカメラマンが言ったときに、「バター」と寅さんが言って、吉永小百合さん他にバカ受けしたのを思い出した。ちなみに家内の妹の結婚式の集合写真の時に「バター」って言ったら、ドン引きされたのも思い出した。

この本の前に『台湾漫遊鉄道のふたり』という美食小説を読んだ。台湾料理が次々と登場し、料理名には初出時だけルビが振られていたが、くやしいけど以降全てが全く読めなかった・・・。なんと、この小説も、美食小説で、BUTTERを使った料理がふんだんに登場すんだけど、今回は料理名がすんなりと読め、そのトラウマから解放された。って、あたりまえか(苦笑)。。
で、本編はっつうと、デブでとても男にはもてそうもない容姿の梶井真奈子35歳、そんな彼女と、ほぼ同時交際していた、彼女よりけっこう年上の男性三人が連続して不審死を遂げた。容疑者として逮捕され収監されている梶井真奈子ことカジマナに、編集部内で、いずれ初の女性デスクになるであろうと嘱望されている町田里佳(身長166cm、痩身でボーイッシュ)が独占取材を試みる。しかし、ミイラ取りがミイラに、の例えのように里佳は、カジマナが語るBUTTERが主役の美食に関する話を聞く都度、それを自らが実践することで、里佳自身もその美食に魅せられ、彼女もほんの数か月でデブになってしまう。姿形、そしてその心までもが変わってゆく里佳を救おうとした、親友で新婚妊活中の玲子までも巻き込んでしまい・・・。本編にはでてこないけど、洗脳 という言葉が私の拙い脳裡に浮かんだ。
しかして、その先には、カジマナが仕組んだおどろくべき陥穽が里佳を待ち受けていた。
今作、600ページにも及ぶ長編であるが、二日で読破してしまった。柚木さんの文章は、読みやすい、すらすらと頭の中に入ってくる。登場人物たちの心情、心の揺らぎを描くのに長けており、寝食を惜しんで、って言葉があるけど、物語に没頭することができた。感謝。
そうそう、この小説とは関係ないけど。寅さん映画で、集合写真を撮るときに「はいみなさんわらって~~」とカメラマンが言ったときに、「バター」と寅さんが言って、吉永小百合さん他にバカ受けしたのを思い出した。ちなみに家内の妹の結婚式の集合写真の時に「バター」って言ったら、ドン引きされたのも思い出した。
7人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
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