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  • チワワちゃん (カドカワデジタルコミックス)

チワワちゃん (カドカワデジタルコミックス)

5つ星のうち4.5 (184)

バラバラ殺人事件の被害者は、みんなの知っている「チワワちゃん」だった。彼女にはたくさんの友達がいた。でも本当は誰も彼女のことを何も知らなかった……。表題作のほか「夏の思い出」「チョコレートマーブルちゃん」など六編を収録した珠玉の短編集。
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。

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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00NIEX1Q0
  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/9/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 65.3 MB
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効にされていません
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Amazon 売れ筋ランキング: 少年マンガ - 29,813位
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.5 (184)

著者について

岡崎 京子
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カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
184グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    1980年代の「夢の東京」の実像を描いた、静かなお話。
    2025年7月27日に日本でレビュー済み
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    チワワちゃん、予想以上に淡々とした静かな話だった。

    東京の薄暗がりに集まった若者たちは、全員出身地が違い、チワワちゃんの同郷人は勿論一人もいない。

    北関東から上京し、東京で暮らしていたチワワちゃんが惨殺体で見つかり、遺体が栃木の実家に運ばれ、登場人物たちがニュースによって初めてチワワちゃんの出身地や親の顔や親友の顔を知るところから話が始まる。そしてまるで演劇のように、一人一人が生前のチワワちゃんについて語るのだが、誰がチワワちゃんを殺したのか結局解らず、チワワちゃんの人物像も結局ハッキリしない。チワワちゃんから与えられた印象もそれぞれ一致しないのだ。誰もがチワワちゃんの死を悼んでいて、生前のチワワちゃんを各々の形で愛してもいたが、誰もがチワワちゃんをよく知らなかった。多分一番チワワちゃんをよく知ってたかもしれない元彼は、ショックが激しかったようで現れない。

    でも、それは咎められるような事ではなく、地方から集まった他の若者たちだって、チワワちゃんと同じで、誰からも知られていないのだ。殺されたのがチワワちゃんでなく、この若者たちの他の誰かであっても、皆は同じようにその人の名も顔も出身地も知らず、それでも何だか寂しくなって、残された面子で集まるのだろう。

    チワワちゃんという人物を描くことで浮かび上がってくるのは、チワワちゃんではなく、東京という街の不可思議さ、異様な連携と孤独さだ。それは1980年代に思い描かれていたような、夢が叶いドラマの舞台になるお洒落な場所ではなく、行き場がない若者たちの吹き溜まりだった。

    若者たちはチワワちゃんを喪い、チワワちゃんについて話した後、名前と顔と出身地、そして皆が集まったという記録をビデオに残す。自分達がチワワちゃんと同じ目に遭った時、せめても名と顔と出身地を、この時集まった若者たちに覚えておいてもらいたいと思っているかのように。

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  • 星5つ中5つ
    映画とはまた一味違う良さ
    2025年3月8日に日本でレビュー済み
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    映画を先に見た後、こちらを読みました。

    映画は、ものすごく原作を大事に作られていることがよくわかりました。

    読んだ後の余韻の再現がすごいです。

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  • 星5つ中4つ
    短編で一番好きな話
    2017年3月29日に日本でレビュー済み
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    岡崎京子さんの作品で代表的なのは『pink』『リバーズエッジ』『ヘルタースケルター』だと思います。

    内容全体として好きな単行本は『愛の生活』『UNTITLED』『ハッピィハウス』ですが、

    細かな短編、長編すべてを挙げると、群を抜いて一番好きなのは本書の短編『チワワちゃん』です。

    この方の作品は、バブル期以降の消費社会にうまく乗っかっているフリをして、

    若い人達の愛憎や乱痴気騒ぎを、その向こうにある決して明るくない「何か」を、

    冷徹なほど見透かしている印象があります。

    その「何か」は、傷ついた愛情だったり、「死に至る病」だったり、人の儚さや浅ましさだったりして、

    『チワワちゃん』にはそれが特に感じられるから好きなのかもしれません。

    私事ですが、二年程前に世田谷の岡崎京子展で原画を見に行ったことがあります。

    展示された原稿の数々には、沢山のホワイトで修正がなされていました。

    一見すると雑に描き上げたような絵は、綿密に練られた表現手段だったことを改めて知りました。

    また、『くちびるから散弾銃』のサカエのような人達が来るのかなと、勝手に勘ぐっていたのですが、

    来場者の方々は慎ましいおじさんや眼鏡の女の子など、一般的な人達ばかりでした。

    一見排他的なオシャレに映る作品は、世代を超えて色んな人達にその意味が伝わっていたのだな、と思った次第です。

    鋭すぎる感性が先走っているような作品は、今でも読むに値すると思います。

    ただ、表題作以外は好みが分かれるかもしれません。

    読み返してみたら『GIRL OF THE YEAR』は結構好きでした。

    『好き? 好き? 大好き?』はR.D.レインの詩を台詞にした実験的なお話です。

    岡崎漫画の中では暴力的でもさほど鬱でもないライトな作品群ですが、他の単行本から読んでみるのも良いと思います。

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  • 星5つ中5つ
    いまでも、新鮮なまま
    2019年4月5日に日本でレビュー済み
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    10年以上前の作品なのに、いまでも、新鮮なまま。古くなっていなくて、今の時代を予言しているよう。とはいえ、若い世代、20歳前後が読むと違う感想があるのかもしれないな。

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  • 星5つ中5つ
    若いことはつらい事かも
    2015年7月28日に日本でレビュー済み
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    チワワちゃんについて語る人たち

    若くてかわいいチワワちゃんは時に軽やかで、時に自堕落で。

    傍観者にはただ輝かしい若さも当事者は結構つらくて苦しい

    そういえば私にもそんな時代があったな、とトゲトゲシイ気持ちを思い出しつつ読みました

    80年代の女の子の危うさは岡崎作品に凝縮されている気がします

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  • 星5つ中4つ
    映画を観たので、原作も読まねばと
    2019年2月18日に日本でレビュー済み
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    意外にも短編集のうちの一編にすぎなかったんですね。それだけ原石として輝いていたのか。映画は、この原石を豊かに膨らませたものでした。設定はけっこう忠実でしたが、ほとんどオリジナル化されたと言っていいと思います。とくにナガイという映画監督志望の青年は、チワワへの好意を「ファインダー越し」でしか表現することができず、映画や漫画が好きな若い人たちの代表みたいに改変されていました。こっちのほうがリアルですね。

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  • 星5つ中5つ
    色褪せない
    2016年1月11日に日本でレビュー済み
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    本作上梓当時からは、スマホ、SNSなどの普及によってライフスタイルは大きく変わっているにもかかわらず、全編を通じてテーマとしている若者が感じる漠然とした退屈さや不安感、欲望などについて、これらを押し付けがましくなく、さり気なく且つ見事に読者に伝えることに成功しています。作者のアブラの乗っている時期の作品であり、必読です。

    12人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中2つ
    う〜ん
    2024年2月28日に日本でレビュー済み
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    え、これで終わり?という終わり方の短編ばかり

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